流山の野鳥


野鳥ノート 32 カモメ科(1)

ミツユビカモメ  ユリカモメ  ズグロカモメ  ウミネコ  カモメ


278 ミツユビカモメ ○

・三趾鴎 (英)Black-legged Kittiwake (学)Rissa tridactyla

・カモメよりやや大きく、2年目で成鳥羽になる。 外洋性のカモメで、内湾では、海上が荒れたときなどに見られるとか。
・耳羽後方に黒斑があり、嘴が淡黄色。 脚が黒くて短いのが特徴。 第1回冬羽の嘴は黒い。
・冬鳥

・2010年3月27日 銚子港  ・第3漁港の岸壁にて。 人が近くを通っても平気だった。 道路を隔てた反対側から順光で撮影。
・2010年3月27日 銚子港  ・第3漁港の岸壁にて。 人が近くを通っても平気だった。 道路を隔てた反対側から順光で撮影。
2010年2月6日 銚子港  ・初列風切先端の黒色部が、三角形に見え、とても印象的だった。
2010年2月6日 銚子港  ・初列風切先端の黒色部が、三角形に見え、とても印象的だった。


286 ユリカモメ ◎★

・百合鴎 (英)Black-headed Gull (学)Larus ridibundus

・カモメ類の中で「カモメ」よりも馴染みのある「ユリカモメ」。 東京都の「鳥」になっている。  冬鳥。

ユリカモメ 2022年12月14日
ユリカモメ 2022年12月14日
ユリカモメ、オオバン 2022年12月14日 ・オオバンが飛来し、ユリカモメが逃げた。
ユリカモメ、オオバン 2022年12月14日 ・オオバンが飛来し、ユリカモメが逃げた。

・2019年2月12日 馬場先濠
・2019年2月12日 馬場先濠
・2019年2月12日 馬場先濠
・2019年2月12日 馬場先濠

・2004年11月2日 中央区隅田川
・2004年11月2日 中央区隅田川
・2007年4月12日 中央区隅田川    ・夏羽では、頭・顔のほか、嘴、脚まで黒くなる。
・2007年4月12日 中央区隅田川   ・夏羽では、頭・顔のほか、嘴、脚まで黒くなる。
・2010年1月9日 銚子港    ・もっとも数が多かったユリカモメ。
・2010年1月9日 銚子港   ・もっとも数が多かったユリカモメ。


287 ズグロカモメ ◇

・頭黒鴎 (英)Saunder's Gull (学)Larus saundersi

・ユリカモメより小さい。 嘴が短めで黒い。 夏羽では頭部が頭巾をかぶったように黒くなる。 冬鳥。

・世界的に個体数が少なく、5000羽程度といわれている。絶滅危惧Ⅱ類。 

・2010年3月5日 三番瀬  ・夏羽のズグロカモメ。 隣の杭に、もう一羽が同じ姿勢でとまっていた。 2羽を確認。
・2010年3月5日 三番瀬  ・夏羽のズグロカモメ。 隣の杭に、もう一羽が同じ姿勢でとまっていた。 2羽を確認。
・2010年1月3日 三番瀬  ・「ユリカモメが単独で?」珍しいなと思いながら双眼鏡でみると、ズグロカモメだった。 ダイゼンに鉄杭を奪われ、より 近い杭に移動してきた。  ユリカモメに似るが、少し小さく、黒くて太短い嘴が特徴。
・2010年1月3日 三番瀬  ・「ユリカモメが単独で?」珍しいなと思いながら双眼鏡でみると、ズグロカモメだった。 ダイゼンに鉄杭を奪われ、より 近い杭に移動してきた。  ユリカモメに似るが、少し小さく、黒くて太短い嘴が特徴。
・2009年3月29日 三番瀬  ・東突堤のすぐ近くに舞い降りた。 背後はハマシギ。
・2009年3月29日 三番瀬  ・東突堤のすぐ近くに舞い降りた。 背後はハマシギ。

・2009年3月29日 三番瀬  ・単独に飛んでくれるので、視認しやすい。
・2009年3月29日 三番瀬  ・単独に飛んでくれるので、視認しやすい。
・2009年3月29日 三番瀬
・2009年3月29日 三番瀬
・2009年3月29日 三番瀬  ・ゆらゆらと接近してきた。
・2009年3月29日 三番瀬  ・ゆらゆらと接近してきた。

・2009年3月20日 谷津干潟
・2009年3月20日 谷津干潟


293 ウミネコ ◎

・海猫 (英)Black-tailed Gull (学)Larus crassirostris

・サハリン、朝鮮、中国など、日本近海のみに棲息するカモメ

・嘴の先が赤と黒

ウミネコ 2021年3月11日
ウミネコ 2021年3月11日

・若い個体 2017年6月24日 三番瀬
・若い個体 2017年6月24日 三番瀬
・2010年1月9日 銚子港 第1回冬羽    ・幼羽に似るが、灰褐色の肩羽が出ている。
・2010年1月9日 銚子港 第1回冬羽   ・幼羽に似るが、灰褐色の肩羽が出ている。
・2017年6月24日 三番瀬 第1回夏羽 
・2017年6月24日 三番瀬 第1回夏羽 

・2010年2月20日 銚子港 第3回冬羽   ・成鳥冬羽に似るが、嘴が灰緑色で初列風切の白斑が見られないことから第3回冬羽。
・2010年2月20日 銚子港 第3回冬羽   ・成鳥冬羽に似るが、嘴が灰緑色で初列風切の白斑が見られないことから第3回冬羽。
・2010年2月20日 銚子港 油汚染    ・新種又は茶変個体かと思ったが、胸や脇腹をみると、どうやら油汚染のようである。
・2010年2月20日 銚子港 油汚染   ・新種又は茶変個体かと思ったが、胸や脇腹をみると、どうやら油汚染のようである。


294 カモメ ◎

・鴎 (英)Common Gull (学)Larus canus

・3年目で成鳥羽になる。ウミネコと同大か、やや小さめ。
・幼鳥の体が、褐色で「籠の目」に似ていることから「カゴメ」⇒「カモメ」となった。 冬鳥。

・2008年3月23日 三番瀬  ・成鳥 ・嘴は黄色で、無斑か、あっても不明瞭で小さな黒斑。
・2008年3月23日 三番瀬  ・成鳥 ・嘴は黄色で、無斑か、あっても不明瞭で小さな黒斑。
・2010年1月9日 銚子漁港  ・尾羽に黒帯がある第1回冬羽。成鳥になるとこの黒帯は消える。
・2010年1月9日 銚子漁港  ・尾羽に黒帯がある第1回冬羽。成鳥になるとこの黒帯は消える。
・2010年1月9日 銚子漁港
・2010年1月9日 銚子漁港

・2010年1月9日 銚子漁港  ・成鳥の嘴は無斑または不明瞭な斑があるが、この個体は、第3回冬羽と思われる。 右はセグロカモメ。
・2010年1月9日 銚子漁港  ・成鳥の嘴は無斑または不明瞭な斑があるが、この個体は、第3回冬羽と思われる。 右はセグロカモメ。
・2010年2月6日 銚子漁港  ・白変カモメ。 尾羽以外は、純白。 第3回冬羽になると、尾羽の黒帯も消えるはず。 2012年冬が楽しみだ。
・2010年2月6日 銚子漁港  ・白変カモメ。 尾羽以外は、純白。 第3回冬羽になると、尾羽の黒帯も消えるはず。 2012年冬が楽しみだ。
・2010年2月6日 銚子漁港  ・白変カモメ。 体は純白。 足、嘴は、ともにピンク色で、嘴に黒斑が無いが、尾羽の黒帯からみて第1回冬羽。
・2010年2月6日 銚子漁港  ・白変カモメ。 体は純白。 足、嘴は、ともにピンク色で、嘴に黒斑が無いが、尾羽の黒帯からみて第1回冬羽。