流山の野鳥
■カモメ科(1) ■カモメ科(2) ■カモメ科(3) ■トウゾクカモメ、ウミスズメ科
ハシブトアジサシ オニアジサシ コアジサシ アメリカコアジサシ アカアシアジサシ アジサシ キョクアジサシ クロハラアジサシ ハジロクロハラアジサシ
303 ハシブトアジサシ △
・嘴太鯵刺 (英)Gull-billed
Tern (学)Gelochelidon
nilotica
304 オニアジサシ △
・鬼鯵刺 (英)Caspian Tern (学)Sterna caspia
・嘴は太くて赤く、先が黒い。頭頂が平たく、後頭が刈り上げたようにボサボサしている。 旅鳥または冬鳥
・オニアジサシの位置を示す目印となったミヤコドリや杭。 お休みモードでは、赤い嘴は見えない。 平たい黒い頭でかろうじて識別。それも、しっかり見ないとユリカモメ夏羽と混同する。
・脇を貨物船が通る防波堤。波が打ち寄せる瞬間、赤い嘴を見せてくれた。
・舞浜側護岸近くを、三番瀬方向へと飛んだが、1時間後、元の位置にもどった。
・距離は、7年前とほぼ同じ。機材は全く変わっていない。今回は、干潟の揺らぎが影響し、合焦しなかった。
307 コアジサシ ◎☆
・小鯵刺 (英)Little Tern (学) Sterna albifrons
・アジサシより小さい小型のアジサシ。 嘴が黄色く先端が黒い。
・夏鳥として渡来。 2020年には、柏の葉公園やその周辺の調整池で数羽の採餌行動が観察できた。
--- アメリカコアジサシ ※
・アメリカ小鯵刺 (英)Least Tern (学) Sterna antillarum
・
314-1 アカアシアジサシ ※
・赤足鯵刺 (英)Common Tern (学)Sterna hirundo minussensis
・足が顕著に赤く、嘴も赤いが、先が黒い。 稀な旅鳥。
・2013年7月26日 三番瀬
314-2 アジサシ ◎
・鯵刺 (英)Common Tern (学)Sterna hirundo
・ 夏羽では、頭上は目の線まで黒く、顔は白い。 嘴は黒く、足は、わずかに赤みのある黒色。 冬羽では額が白っぽくなる。 旅鳥。
315 キョクアジサシ X
・極鯵刺 (英)Arctic Tern (学)Sterna paradisaea
・ ユーラシア北部、北アメリカ北部、グリーンランドなどで繁殖し、冬は南極圏まで渡り、日本には、ごくまれにしか飛来しない。 2010年7月湘南海岸に飛来し、中継休息のため暫し滞在した。
・キョクアジサシは、嘴や脚が短い。ベニアジサシの嘴は細くて長い。
・キョクアジサシは、静止時、尾端が翼端より突出している。アカアシアジサシは突出しない。
・岩礁から飛び立ち、低空を周回飛行後、ホバリング、海中へのダイビング。そして、採餌後は、テトラポッドで休息するという、渡りの途中のゆったりとしたひと時、そんな出会いだった。
316 クロハラアジサシ ○
・黒腹鯵刺 (英)Whiskered Tern (学)Chlidonias hybrida
317 ハジロクロハラアジサシ ○
・羽白黒腹鯵刺 (英)White-winged Tern (学)Chlidonias leucopterus
・夏羽では頭から腹部にかけて黒いが、冬羽では後頭部に黒褐色斑があり、上面灰色で下面は白い。
・幼鳥は冬羽に似るが、背は濃褐色で、頭部や翼に褐色味がある。
・旅鳥として渡来するが、個体数は少ない。
・本種によく似た極めて稀な旅鳥ハシグロクロハラアジサシは、腰が灰色で、足が黒く、嘴がより細く尖がっている。 また、翼下面は、一様に白い。
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