流山の野鳥
■ホオジロ科(2) ■外来種、籠抜け(1) ■外来種、籠抜け(2)
コジュケイ カナダガン ドバト ワカケホンセイインコ ガビチョウ カオグロガビチョウ ソウシチョウ ハッカチョウ
外1 コジュケイ ○★
・小綬鶏 (英)Chinese Bamboo Partridge (学)Bambusicola thoracicus
・繁殖期になると「チョットコイ、チョットコイ」と無く。 警戒心が強く、撮影は容易ではない。 地上を低く飛ぶ。
外5 カナダガン
・カナダ雁 (英)Canada Goose (学)Branta canadensis
・手賀沼のカナダガンは、1999年5月3日に飛来したと、『鳥の博物館1999 あびことりだよりNo.24』が伝えている。
・カナダガンは、北米では、一般的な野鳥であるが、手賀沼のカナダガンは、他所で飼育されていたものが飛来したとか。 日本に少数が飛来するシジュウカラガンによく似ている。
・カナダガンは、シジュウカラガンよりも大きくて、頸や嘴が長い。 また、胸が白く、白い頸輪が無い。
外8 ドバト ★
・土鳩 (英)Rock Pigeon (学)Columba livia
・アフリカ北部から中国に分布するカワラバトを家禽化したイエバトが再び野生化したもので、世界中の都市で見られる。日本でも神社、公園、畑や河原などに多く、いろいろな羽色のものが見られる。
外15-1 ワカケホンセイインコ
・輪掛本青鸚哥 (英)Rose-ringed Parakeet (学)Psittacula krameri manillensis
・全体に黄緑色。上嘴は赤く、下嘴は黒い。
・♂は、喉から側頭に ヒゲ状の黒帯があり、側頭から後頭に ピンク色の輪がある。
・亜種ワカケホンセイインコは、インド中部、南部、スリランカなどが原産。 ペットとして輸入されたものが東京都西南部などで野生化した。
外21 ガビチョウ
・画眉鳥 (英)Hwamei (学)Garrulax canorus
・囀りはクロツグミに似る。
・関東地方や九州北部の丘陵地などで野生化。林やヤブに棲み、人家近くにも出てくる。本来は、中国南部から東南アジアに生息する鳥で、中国では声を楽しむために飼われている。
外23 カオグロガビチョウ
・顔黒画眉鳥 (英)Spectacled Laughing Thrush (学)Garrulax perspicillatus
・顔は黒く、頭上は灰褐色。 体上面は、暗褐色。 尾はオリーブ褐色。 下尾筒は黄褐色。 ヒヨドリ大で体形も似ている。
・中国東南部、ベトナム北部に分布。 日本では、1980年代から埼玉・東京・神奈川などで野生化・繁殖している。
外25 ソウシチョウ
・相思鳥 (英)Red-billed leiothrix (学)Leiothrix lutea
・アジア南部に生息するが、1970年代後半から籠抜けしたものが野生化した。林などに棲み、昆虫や種子を食べる。
外26 ハッカチョウ
・八哥鳥 (英)Crested Myna (学)Acridotheres cristatellus
・全身が黒く、淡黄色の嘴と、黄橙色の足と紅彩、そし、額の冠羽が特徴。 初列風切りの基部が白く、飛翔時は白斑となってよく目立ち、ムクドリと容易に識別ができる。
・中国南東部、台湾、ラオス北部に生息し、日本には希な冬鳥または旅鳥として、与那国島などに記録が多い。 本州や九州では、カゴ抜けが自然繁殖したと云われている。 日本産鳥類リストでは、外来種扱い。
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