流山の野鳥

■ホオジロ科(2)  ■外来種、籠抜け(1)  ■外来種、籠抜け(2)


野鳥ノート 外来種、籠抜け(1)

コジュケイ  カナダガン  ドバト  ワカケホンセイインコ  ガビチョウ  カオグロガビチョウ  ウシチョウ  ハッカチョウ


外1 コジュケイ ○★

・小綬鶏 (英Chinese Bamboo Partridge (学)Bambusicola thoracicus

・繁殖期になると「チョットコイ、チョットコイ」と無く。 警戒心が強く、撮影は容易ではない。 地上を低く飛ぶ。

コジュケイ 2021年5月4日 ・散策路を散歩していたコジュケイ。 警戒心強く、逃げ足は速い。
コジュケイ 2021年5月4日 ・散策路を散歩していたコジュケイ。 警戒心強く、逃げ足は速い。
・2007年1月13日 東京都・浅間山公園  ・これまで、コジュケイと出会って、写真に撮ることができないでいた。今日は、その数24羽。その集団に圧倒され声も出ず、しばし呆然!
・2007年1月13日 東京都・浅間山公園  ・これまで、コジュケイと出会って、写真に撮ることができないでいた。今日は、その数24羽。その集団に圧倒され声も出ず、しばし呆然!
・2007年11月18日 新川耕地  ・草むらからキジのメスが出てきたので、カメラを構えると、あとから続いてゾロゾロと出てきた。 キジの家族かと思ったが、よく見るとコジュケイだった。
・2007年11月18日 新川耕地  ・草むらからキジのメスが出てきたので、カメラを構えると、あとから続いてゾロゾロと出てきた。 キジの家族かと思ったが、よく見るとコジュケイだった。


外5 カナダガン

カナダ雁 (英Canada Goose (学)Branta canadensis

・手賀沼のカナダガンは、1999年5月3日に飛来したと、『鳥の博物館1999 あびことりだよりNo.24』が伝えている。
・カナダガンは、北米では、一般的な野鳥であるが、手賀沼のカナダガンは、他所で飼育されていたものが飛来したとか。 日本に少数が飛来するシジュウカラガンによく似ている。
・カナダガンは、シジュウカラガンよりも大きくて、頸や嘴が長い。 また、胸が白く、白い頸輪が無い。  

・2002年4月7日 手賀沼  ・頸付け根に白い首輪が無いのでシジュウカラガンでない。
・2002年4月7日 手賀沼  ・頸付け根に白い首輪が無いのでシジュウカラガンでない。
・2002年4月7日 手賀沼
・2002年4月7日 手賀沼


外8 ドバト ★

・土鳩 (英Rock Pigeon (学)Columba livia

・アフリカ北部から中国に分布するカワラバトを家禽化したイエバトが再び野生化したもので、世界中の都市で見られる。日本でも神社、公園、畑や河原などに多く、いろいろな羽色のものが見られる。

2019年9月10日 柏の葉周辺 ※レース鳩と思われる。
2019年9月10日 柏の葉周辺 ※レース鳩と思われる。
・2005年10月15日 金山調整池  ・カワセミよりも、ピラカンサの実を啄ばむハトの方が、より自然の営みを感じさせてくれた。が、シャターを押す人はほとんどいなかった。
・2005年10月15日 金山調整池  ・カワセミよりも、ピラカンサの実を啄ばむハトの方が、より自然の営みを感じさせてくれた。が、シャターを押す人はほとんどいなかった。
・2017年12月1日 柏の葉公園  ・普段 カメラを向けられることが無いのか、何か不思議そうな顔をして こちらを見ていた。
・2017年12月1日 柏の葉公園  ・普段 カメラを向けられることが無いのか、何か不思議そうな顔をして こちらを見ていた。


外15-1 ワカケホンセイインコ

・輪掛本青鸚哥 (英Rose-ringed Parakeet (学)Psittacula krameri manillensis

・全体に黄緑色。上嘴は赤く、下嘴は黒い。
・♂は、喉から側頭に ヒゲ状の黒帯があり、側頭から後頭に ピンク色の輪がある。

・亜種ワカケホンセイインコは、インド中部、南部、スリランカなどが原産。 ペットとして輸入されたものが東京都西南部などで野生化した。 

・2015年2月6日 小石川植物園
・2015年2月6日 小石川植物園
・2015年2月6日 小石川植物園
・2015年2月6日 小石川植物園



外21 ガビチョウ

・画眉鳥 (英Hwamei (学)Garrulax canorus

・囀りはクロツグミに似る。
・関東地方や九州北部の丘陵地などで野生化。林やヤブに棲み、人家近くにも出てくる。本来は、中国南部から東南アジアに生息する鳥で、中国では声を楽しむために飼われている。

・2007年1月13日 浅間山公園(東京都)   ・台湾、中国南部、インドシナに分布。 日本では1980年代から東京、神奈川、山梨、福岡などで野生化し繁殖。
・2007年1月13日 浅間山公園(東京都)   ・台湾、中国南部、インドシナに分布。 日本では1980年代から東京、神奈川、山梨、福岡などで野生化し繁殖。
・2009年11月28日 北本自然観察公園  ・大音響のド迫力。すぐ近くで鳴いていた。
・2009年11月28日 北本自然観察公園  ・大音響のド迫力。すぐ近くで鳴いていた。


外23 カオグロガビチョウ

・顔黒画眉鳥 (英Spectacled Laughing Thrush (学)Garrulax perspicillatus

・顔は黒く、頭上は灰褐色。 体上面は、暗褐色。 尾はオリーブ褐色。 下尾筒は黄褐色。 ヒヨドリ大で体形も似ている。
・中国東南部、ベトナム北部に分布。 日本では、1980年代から埼玉・東京・神奈川などで野生化・繁殖している。  

・2013年5月23日 あきる野市・秋留台公園
・2013年5月23日 あきる野市・秋留台公園


外25 ソウシチョウ

・相思鳥 (英Red-billed leiothrix (学)Leiothrix lutea

・アジア南部に生息するが、1970年代後半から籠抜けしたものが野生化した。林などに棲み、昆虫や種子を食べる。

・2006年11月23日 秋ケ瀬公園
・2006年11月23日 秋ケ瀬公園
・2003年6月21日 筑波山山頂    ・ハルゼミの大きな鳴き声に混じって、綺麗な声で囀っていた。  (minolta SR-7、VARI8000S 650mm、1/125秒)
・2003年6月21日 筑波山山頂   ・ハルゼミの大きな鳴き声に混じって、綺麗な声で囀っていた。  (minolta SR-7、VARI8000S 650mm、1/125秒)


外26 ハッカチョウ

八哥鳥 (英Crested Myna (学)Acridotheres cristatellus

・全身が黒く、淡黄色の嘴と、黄橙色の足と紅彩、そし、額の冠羽が特徴。 初列風切りの基部が白く、飛翔時は白斑となってよく目立ち、ムクドリと容易に識別ができる。
・中国南東部、台湾、ラオス北部に生息し、日本には希な冬鳥または旅鳥として、与那国島などに記録が多い。 本州や九州では、カゴ抜けが自然繁殖したと云われている。 日本産鳥類リストでは、外来種扱い。

・2014年2月28日 横浜市
・2014年2月28日 横浜市