流山の野鳥
フィールドノート 2016年5月
【1370】 2016年5月2日 (月) 曇り 大町自然観察園 キビタキの囀り 真っ盛り。
・オオルリやキビタキ、ムシクイ類が ‘沢山’入ったというBlog情報に惹かれて大町自然観察園へ行った。
・キビタキは、Blog情報どおり 複数個所で鳴き、その囀りは、軽井沢に負けないくらいだった。 しかし、オオルリは一度も鳴き声を聴くことはなかった。 また、キビタキは、双眼鏡で位置を確認するまでは出来たが、イザ シャッターを押す段になると、ファインダから姿が消えていた。 撮るチャンスは可成りの回数を数えたが、ファインダ導入のもたつき(コンデジの宿命)から 一度もシャッターを押せなかった。 サンショウクイ、ムシクイ、コルリ、コサメビタキ等は、‘話’だけ聞けた。
・本日の野鳥は、カルガモ、キジバト、カッコウ(声)、コゲラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、キビタキ、カワラヒワ (作成:2016年5月2日19時)
【1371】 2016年5月5日 (木) 晴れ 稲敷市 内陸シギチ。
・稲敷の田園地帯は、交通不便ゆえ、徒歩で行ける場所は限られている。 春秋の渡り季に訪れるが、車のように容易に転戦が出来ないため 当たるも八卦の心境でハス田を見て回る。
・ほとんどのハス田には防鳥ネットが張られており、野鳥の姿は無かったが、ネットが張られていない僅かなハス田で、タカブシギ、田植えの準備が整った水田では、セイタカシギや、畔道で羽を休めるキョウジョシギの小群れが見られた。
・さしたる成果がないまま 正午を過ぎたので反転。 往路に覗いたハス田を再度チェックしながら バス停まで戻ることにした。 その途中、オオハシシギ4羽、エリマキシギ3羽が見つかった。 朝がたは 見かけなかったので、到着したてか、場所替えして来たか。
・近くのハス田で作業していた農家の人も、昼休みで家に戻り 周囲には誰も居ない。 絶好のチャンスが到来した。 逆光を克服しながらシャッターを押していたが、時計を見ると帰りのバス時刻が迫っていた。 1本遅らすか迷ったが、バスは2時間に1本、後ろ髪を引かれる思いで、予定のバスへと急いだ。 3km
30分で間に合うと思ったが、バス停まで以外と距離があり、間に合わないと 途中で諦めた。 こんなことなら、最初から1本遅らせて、観察に時間を充てれば良かったと思ったが、またの次回を楽しみに、バス停近くの土手で昼寝しながら次のバスを待った。
・本日の野鳥は、キジ、カルガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、ムナグロ、セイタカシギ、タシギ、オオハシシギ、タカブシギ、イソシギ、キョウジョシギ、エリマキシギ、トビ、ヒバリ、ツバメ、ウグイス、オオヨシキリ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、ホオジロ (作成:2016年5月7日119時)
【1372】 2016年5月8日 (日)晴れ、【1373】5月9日(月)曇り 柏の葉周辺 キビタキ三昧。
・午後から所用のため、2日とも午前だけの駆け足探鳥。
<5月8日>
・まずは、TXの高架下へ 今年のイワツバメの様子を見に行った。 巣そのものは、イワツバメによって 修復されていたが、現在の主は、イワツバメではなく スズメだった。 スズメは、土で出来たイワツバメの巣に、枯れ草など、自分たちの巣材を運び入れていた。
・次に調節池へ行った。 キャンパス駅北の調節池は、工事中で地面が裸出しコチドリのみ。 正蓮寺の調節池は、水が豊富で、カルガモ、コガモなどのカモ類少々。
・先月末にキビタキを撮った森を再度訪問し、今回もキビタキが確認できたが、時間が無かったため、黄色い姿をチョイ見しただけで終了。
<5月9日>
・昨日は、キビタキを撮ることができなかったため、森へ直行。 その途中 少しだけ公園の調節池を覗いた。 今日も 中ノ島でゴイサギ幼鳥2羽が見られたが 成鳥は見られなかった。 幼鳥の塒として定着した模様。
・森では、キビタキの声が近づいて来るのを待って 近距離から撮影。 誰とも出会わず 独占キビタキを堪能した。
・この2日間で出会った野鳥は、マガモ、カルガモ、コガモ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、バン、コチドリ、コゲラ、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、ムクドリ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、ホオジロ、コジュケイ(声) (作成:2016年5月10日9時)
【1374】 2016年5月12日 (日)晴れ 秋ケ瀬公園 キビタキ三昧。
・久しぶりの秋ケ瀬、今日は、西浦和駅を起点に 鴨川の土手を歩き、サッカー場からK森へ入った。 昨日の雨のあと、空気はカラッと快晴、富士山がクッキリと見えていた。
・7時40分K森着。 さっそくキビタキの囀りが出迎えてくれた。 本日の狙いは、キビタキ以外の夏鳥、旅鳥を探すこと。 しかし、鳥果は、またしてもキビタキのみ。 なお、サンコウチョウの目撃情報はあったが、自分は見ること叶わず。
・本日の野鳥は、キジバト、アオサギ、コゲラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、セッカ、ムクドリ、キビタキ、スズメ、ガビチョウ (作成:2016年5月13日23時)
【1375】 2016年5月13日 (金)晴れ 北区中央公園(東京都) 初訪問。
・武蔵野の路『石神井川コース』を ほんの少し歩いて 北区中央公園へ行った 初訪問。 旅鳥の噂に惹かれてのことだが、結果は 2日遅く ヌケたあと 新しい出会いはなかった。
・公園に入ると、数人の集まりが見えた。 三脚が並んでいる。 『 いるじゃん! 』と思ったが、近づいて よく見ると 皆が狙っている先は、一本の木の小さな穴。 その穴から、つぶらな瞳の コゲラの雛が顔を見せていた。
・長居せずに 立ち去ろうとしたとき、親鳥が飛来し 巣立ちを促すように鳴いた。 そして雛は、間断をおかずに 勢いよく飛び出した。 恐らく一番子なのだろう、サッ! と羽音をたて、姿が見えなくなった。
・巣立ちの瞬間に立会えた偶然に感謝しつつ、公園を歩いた。 公園内は、ムクドリが多かった。 変わりダネの椋鳥でも混じっていないか 注意深く歩いたが、皆、普通の椋鳥だった。 また、昨日は、2羽のキビタキが よく囀っていたとのことだったが、今日は、その声も聞かれなかった。
・公園を一周して、再び コゲラのところに戻ると、今しがた 二番子も飛び出したという。 そして、巣穴を見ると 三番子が顔を見せていた。 暫くして 親鳥が飛来したので、巣立ちするかなと思ったが、親から餌を貰っていた。 三番子の巣立ちは、もう少しかかりそう。 無事な巣立ちを祈りながら、再度公園内を探鳥したが、目ぼしいものは見当たらなかった。
・本日の野鳥は、キジバト、コサギ、コゲラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ (作成:2016年5月15日10時)
【1376】 2016年5月19日 (木) 晴れ 流山市 順調なツミ。
・市内の公園へ、ツミの様子を見に行った。 40日前に訪れたときは、未だ 巣作り前で、飛び回るだけだったが、今回は、♂から♀への餌渡しが見られるなど、営巣も順調のようだった。
・巣は、昨年と異なる営巣木に作られていたが、葉が多く 地上からは見えなかった。
・本日の野鳥は、キジバト、ツミ、コゲラ、オナガ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ (作成:2016年5月20日17時)
【1377】 2016年5月21日 (土) 晴れ 新川耕地 緑の中にゴイサギ成鳥。
・久しぶりの耕地、何か 変わったことがないか キョロキョロと探索した。 前回から1ケ月ぶりの状況は、アマサギが姿を消し、コヨシキリやヨシゴイは未だといったところ。
・サシバの動きは活発で、旧有料道路や用水路沿いの電柱から飛び出して採餌し、そして、かなり遠くの林へと運んでいた。 位置関係から見て これまでに出会ったサシバとは別個体か。
・アシの陰でゴイサギ成鳥が、まったりと休息、ツバメが多く飛び交っていた。
・帰りに運河沿いを歩いたが、僅かにホオジロの声が聞こえる程度で、オオヨシキリの声も聞かれず、ここは 至って静かだった。
・本日の野鳥は、キジ、カルガモ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、コチドリ、サシバ、チョウゲンボウ、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ (作成:2016年5月22日17時)
【1378】 2016年5月23日 (月) 晴れ 柏の葉周辺 イワツバメの巣作り。
・今日は月曜日、家事協定で食事当番の日。 よって、あまり遠くへは行けないので、近場の、イワツバメとキビタキの様子を見に行った。
・イワツバメは、2ケ所で巣作りの真っ最中。 2週間前に、スズメに占拠されていた巣は、壊れたのか、見つからなかった。
・森では、今日も キビタキに会えた。 2ケ所から囀りが同時に聞こえて来るので、ウキウキ気分。 しかし、声はすれど、姿が見えず状態が続き、半ば諦めかけた頃に やっと姿を見ることができた。 見られるのも あと1週間ぐらいかな。
・本日の野鳥は、キジ、キジバト、コゲラ、シジュウカラ、ヒバリ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス(声)、エナガ、キビタキ、スズメ、カワラヒワ、コジュケイ(声) (作成:2016年5月23日23時)
【1379】 2016年5月26日 (木) 曇り 流山市 呼べど…。
・午前中は晴れのお天気マークだったが、雲厚く、薄暗い公園だった。 近隣住民による朝のラジオ体操の終了を見計らって訪れた。
・状況は、1週間前と変わらず、♂による♀への餌渡しが行われ、営巣は順調のようであった。 しかし、1回目の餌渡しはうまくいったが、2回目は、いくら♂が鳴いても、♀は巣を離れることはなかった。 ♂は、自分で食したり、足で掴んでは、木々を移動し、♀を呼び続けた。
・本日の野鳥は、キジバト、ツミ、オナガ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ (作成:2016年5月27日12時)
【1380】 2016年5月29日 (日) 晴れ 新川耕地 清楚なコヨシキリ。
・そろそろ来たかな と思って、耕地を歩いた。
・コヨシキリは、2ケ所で見ることができた。 セッカが、コヨシキリのテリトリに侵入すると、コヨシキリがスクランブル発進し、セッカを追い払っていた。
・アシが生えた休耕田では、必ずと言っていいほど、オオヨシキリが 見通しのいいところで囀っていた。
・残念ながら 今日は 猛禽類は見られなかった。
・本日の野鳥は、キジ、カルガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、チュウサギ、コサギ、コチドリ、ヒバリ、ツバメ、オオヨシキリ、コヨシキリ、セッカ、ムクドリ、スズメ、セグロセキレイ、ホオジロ (作成:2016年5月30日17時)
【1381】 2016年5月31日 (火) 晴れ 柏の葉周辺 キビタキ健在。
・5月最終日、そろそろ終認かなと思い それを確かめるため 森へ行った。
・今日もキビタキは健在だった。 しかし、今日のキビタキは、ひとつ所に留まらず、すぐに居場所を替え 落ち着きがなかった。 また、囀りも高い所が多く 渡去間近の雰囲気が感じられた。
・本日の野鳥は、コゲラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス(声)、エナガ、キビタキ、スズメ、ホオジロ、コジュケイ(声) (作成:2016年5月31日18時)
あなたもジンドゥーで無料ホームページを。 無料新規登録は https://jp.jimdo.com から