流山の野鳥
フィールドノート 2016年12月
【1458】 2016年12月2日 (金) 晴れ 柏の葉公園
初冬の鳥模様
・調節池のヒドリガモ、ハシビロガモが激減していた。 その代わりに ヨシガモが20羽近くに数を増やしていた。
・風が強かったが、アメリカフウの木に カワラヒワもやって来た。 アトリは、フウの木の種子を食すようになってから、小グループに分散化している。 相変わらずジョウビタキは行方不明。
・本日の野鳥は、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、コサギ、オオバン、カワセミ、コゲラ、モズ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、カワラヒワ、シメ
(作成:2016年12月5日20:00)
【1459】 2016年12月5日 (月) 晴れ 柏の葉公園
再会ルリビタキ
・遠出するつもりだったが、午後から急用ができたため 午前だけのチョイ見探鳥。 途中、出会ったバーダから アカゲラが撮れたと聞き、いつもとは 逆順に歩いて その場所へ向かった。
・それらしき林で網を張るが、至って静か。 時折、スズメ、アオジ、ツグミが姿を見せるが、キジ、ウグイスは声のみ。 アカゲラの影はなかった。 ここでの探鳥は諦め、次にキビタキの森まで久しぶりに脚を延ばしたが、ここでも、モズ、シロハラを見かけた程度で、完全カラ振りだった。
・足取りが重い帰路、ふと暗いところへ眼を向けると、なんと枝どまりのルリビタキが見つかった。 これまでの疲れが、いっぺんに吹き飛んだ。
・本日の野鳥は、キジ(声)、キジバト、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、シメ、カシラダカ、アオジ (作成:2016年12月6日17:00)
【1460】 2016年12月7日 (水) 曇り 府中市
ニシオジロビタキ成鳥♂
・ まだ間に合うかと心配しながら現地を訪れた。 初めての公園、噂の現場はどのあたりかと公園のカンバン地図を眺めていると、駐車場から出てきたCマン数人が居たので、その後ろを着いて行くことに。 そして、5分も歩かないうちに、大勢のカメラマンが、黄色く色づいた コナラの木に向かって、盛んにシャッター音を響かせていた。
・本日の野鳥は、キジバト、コゲラ、モズ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、シロハラ、ツグミ、[328]ニシオジロビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、シメ (作成:2016年12月9日14:00)
【1461】 2016年12月8日 (木) 晴れ 柏の葉公園 ⇒ 江戸川
・朝から2時間ほど公園で探鳥したあと、10時頃、江戸川に向かった。 柏の葉公園の成果は、アメリカフウ、ケヤキ、アキニレで採餌するアトリ。 江戸川では、なんとアカエリカイツブリと接近遭遇した。 (作成:2016年12月10日17:00)
[1461-1] 2016年12月8日 (AM) 柏の葉公園 食域を広げたアトリ。
・アトリは、10羽程度の小グループに分かれ、アメリカフウ、ケヤキ、アキニレで採餌していた。 アキニレでの採餌は、今日、初めて見たが、背の低いアキニレでは、アトリに手が届くほどの距離。 その大きさは意外と大きいな と再認識させられた。
・本日の野鳥は、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、コサギ、オオバン、コゲラ、モズ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、カワラヒワ、シメ、アオジ
[1461-2] 2016年12月8日 (PM) 江戸川 あと1分遅かったら。
・ カメラを準備中に、眼の前にアカエリカイツブリが浮上した。 到着が1分遅かったら撮れていなかったほど 慌てふためいた。 銚子でしか見たことの無かったアカエリカイツブリがここで見られるとは、超ラッキーな瞬間。 連絡を戴いたKMさんに感謝感激。
・アカエリカイツブリは、眼の前を通過し、逆光の下流へと遠ざかって行ったが、近くにいた小さな点のカンムリカイツブリと、何度も誤認してしまった。
・本日の野鳥は、カルガモ、カイツブリ、アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、コサギ、バン、オオバン、トビ、コゲラ、モズ、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、アトリ、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、アオジ
【1462】 2016年12月11日 (日) 晴れ 柏の葉公園とその周辺
距離が縮まったアトリ。
・地上の餌を食すようになったアトリ。 警戒心は緩くなり、アトリとの距離は縮まっている。
・公園内でジョウビタキが見られなくなって久しいが、周辺では健在。 また、今日はアカゲラと遭遇した。
・調節池のメンバに変化はないが、数は少々減少ぎみ。 ルリビタキは不在だった。
・本日の野鳥は、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、オオバン、コゲラ、アカゲラ、モズ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、シメ、アオジ
(作成:2016年12月12日9:00)
【1463】 2016年12月13日 (火) 晴れ 柏の葉公園とその周辺
距離が縮まったヨシガモ
・ヨシガモに接近を試み、対岸へ行くと、いつのまにか、自分とは反対側へと移動し、なかなか近くから撮れなかったが、ここ最近では、じっと待っていると、かなり近くまで来てくれるようになった。
・池のメンバに変わりはなかったが、ホシハジロやキンクロハジロは見なくなってから久しい。
・周辺の林では、アトリ、カシラダカが見られたが、アカゲラは声のみ確認できた。
・本日の野鳥は、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、オオバン、カワセミ、コゲラ、モズ、カケス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ
(作成:2016年12月14日20:00)
【1464】 2016年12月15日 (木) 晴れ 柏の葉公園とその周辺
強風でもアトリ
・今朝は、昨日の雨で調節池は閉鎖されており、水鳥観察はなし。 その代わりに、大学構内を歩いたが、見られたのは、ヒヨドリ、キジバトのみ。 大規模な建設工事が行われており ひと頃のようにカシラダカやアオジ、タヒバリなどの賑いはなかった。
・公園へ入ると、いつものところでアトリが採餌中。 ここは、ケヤキ、アキニレ、モミジンが揃って植っており、アトリもお気に入りの場所。 今日は風が強く、野鳥の姿も今イチだったが、アトリだけは元気な姿をみせてくれた。
・本日の野鳥は、キジバト、コゲラ、モズ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、シメ (作成:2016年12月16日9:00)
【1465】 2016年12月17日 (土) 晴れ 柏の葉公園
暦はもう少しで…
・今年も残すところあと2週間。 今年も 皆様に大変お世話になりました。 特に貴重な情報を寄せて戴き感謝申し上げます。 お陰様で、ライフリストは8種増え328となりました。 来年もよろしくご指導のほどお願い申し上げます。 平成29年(2017年)も、皆様にとって良い年であることを祈念申し上げます。
・本日の野鳥は、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、コサギ、オオバン、カワセミ、コゲラ、モズ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、シメ、ホオジロ、アオジ (作成:2016年12月18日16:00)
【1466】 2016年12月20日 (火) 晴れ 新川耕地
ケリとタゲリ
・2ヶ月ぶりに田んぼを歩いた。 本日のコースは、南の端からの順光コース。 バスを降りて、大規模工事現場を横目に、まずはケリのフィールドへ。 ケリは直ぐに見つかった。 全体では7羽が確認できた。
・次に、タゲリを探しながら北上すると、昨年と同じ場所にタゲリが居た。 全体では12羽を確認。
・さらに北上すると、電柱にノスリ、電線にカワラヒワが見られた。 カシラダカでも居ないかなと 枯れ草地帯を眺めていると、小さな鳥が枯れ草にとまった。 セッカだった。
・運河では、エナガの小群れ、イソシギ、バン、オオバンなどが見られた。
・本日の野鳥は、カルガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、チュウダイサギ、コサギ、バン、オオバン、タゲリ、ケリ、イソシギ、ノスリ、カワセミ、モズ、カケス、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、セッカ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、シメ、アオジ
(作成:2016年12月21日23:30)
【1467】 2016年12月23日 (金) 晴れ 理窓公園
居なくなったコブハクチョウ
・昨夜の強風のせいか、今日の公園は、シロハラやツグミが見られないという 淋しい公園だった。 時折聞こえるのは、「ゲーゲー」のカケス、「ジェリ ジェリ」と鳴くエナガや「チーチー」のメジロといった程度。 ヒヨドリの声も散発的だった。
・ところで、白鳥の池にコブハクチョウが居なかった。 今年の初めは居たのに どうしたのだろう?
・本日の野鳥は、
<運河の水鳥>ヒドリガモ、カルガモ、コガモ、アオサギ、オオバン
<公園の鳥>マガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、キジバト、アオサギ、オオバン、カワセミ、コゲラ、カケス、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ツグミ、スズメ (作成:2016年12月23日21:00)
【1468】 2016年12月24日 (土) 晴れ 柏の葉公園
クリスマス・プレゼント
・調節池のメンバに特段の変わりはなかったが、ヨシガモが1羽となっていた。 元の‘第一’に戻ったのかも。 水鳥たちを 一通りチェックしたあと、付近を改めて双眼鏡で眺めると、何やら白いものが見えた。 著名Blogで過去に何度も報告されていたオオタカだ。 「やっと巡り会えた!」 と、ドキドキしながら ワンショットしたが、撮影ポジションを替えている間に飛ばれてしまった。
・水鳥たちが、特に騒ぐことなく、静かな水面を保っていたので気付くのが遅かったが、もう少し早く発見していれば と、少々悔やまれた。
・公園に入って植え込み近くを歩いていると、ウグイスがいつになく甲高く 間断なく 地鳴きしており、何か異様な感じがした。 植え込みを廻り込んでウグイスを確かめようとしたところ、なんと、そこに ツミが。 距離 5メートル。 ビックリしたのはこっちで、ツミは動じることなく餌の羽を毟っていた。
・調節池でオオタカを見たあとだったので、一瞬 「オオタカ!」 と思ったが、あまりにも小さいのでツツドリか と思いなおしながら、シャターを切ったが、落ち着いて見るとツミだった。 白内障には辛い薄暗いところだったが、10分ほど 食事シーンが見られた。 ウグイスの強い地鳴きは、ツミに対する警戒の表われだったのだろう。
・本日の野鳥は、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、コサギ、オオバン、ツミ、オオタカ、カワセミ、コゲラ、モズ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、シメ
(作成:2016年12月25日23:00)
【1469】 2016年12月28日 (水) 晴れ/強風 渡良瀬遊水地
・それは、エナガの小群れと共に やって来た。 エナガを双眼鏡で見ていると、1羽だけウグイスのようなものが見えた。 カメラを構えると、隣のCマンからもシャター音が聞こえた。 間違いないと確信し 連写した。 しかし、しかし 「メモリーカードエラー 回復できません。」が表示。 「アチャー!」 電源OFF/ONや、メモリカードを入れ直すなどして回復を試みたが ロスタイム2分。 その間、チフチャフは、ヤナギの木々についた虫を 青空に白い体を輝かせながらベストポジションで捕食していた。 エラー回復後に かろうじて撮れた1枚に、チフチャフの尖った黒い嘴、黒い足が写っていた。
・英語名 Chiffchaff をそのまま種名にした漢字名の無い野鳥。 ヨーロッパから中央アジア、ロシア極東にかけて繁殖し、冬は、アフリカ、アラビア半島、インド北部へ渡る。 日本では、稀な迷鳥。
・その後、昼まで探索したが、出現は無かった。
・本日の野鳥は、マガモ、ミコアイサ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、トビ、チュウヒ、モズ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、[329]チフチャフ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、ベニマシコ、シメ (作成:2017年1月3日15:00)
【1470】 2016年12月29日 (木) 曇り 柏の葉公園
・久しぶりにルリビタキ(若)と出会った。 最初に出会った場所から300メートル程、移動していた。
・アトリも地上戦に突入 道路線脇で採餌し、ランナーや犬などが近づくと 一斉に近くの木に飛び上がった。
・久しぶりにジョウビタキも見られた。 調節池では、ヨシガモも戻っていた。
・本日の野鳥は、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、コサギ、オオバン、カワセミ、コゲラ、モズ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、シメ、ホオジロ
(作成:2016年12月30日15:00)
【1471】 2016年12月31日 (土) 晴れ 柏の葉公園
・11~12月は、季節の移ろいに立ち会いたくて、近所の公園へ足繁く通った。 調節池ではヨシガモ、公園内はアトリが主だったが、アトリは、「 ケヤキ ⇒ アキニレ ⇒ アメリカフウ ⇒ モミジ ⇒ 地上の枯葉 ⇒ 梅蕾 」と 居場所が変化し、毎回小さな移ろいを発見することができた。 もう少しすれば、蝋梅や紅梅、桜の花にもとまることだろう。
・ヨシガモは多い時で20羽以上が見られたが、日によっては 1羽のときも。 オオタカの目撃回数は多く、カモ類に影響を与えていた。 ルリビタキ探索も時の流れを穏やかなものにしてくれた。
・本日の野鳥は、オカヨシガモ、ヨシガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、コサギ、オオバン、カワセミ、コゲラ、モズ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、アオジ
(作成:2017年1月2日14:00)
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