流山の野鳥
フィールドノート 2017年5月
・先週に比べ、オオヨシキリがかなり増えていた。 耕作放棄地やヨシの植生地では、1羽は必ず囀っていた。
・今日はサシバとの出会いはなかった。 このサシバの餌場も、7月には物流センターの開発工事が開始される。 この地でサシバを見られるのは、あと僅か。 来年は、もう期待できない。
・本日の野鳥は、キジ、カルガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、コチドリ、タシギ、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ホオジロ (作成:2017年5月3日 18:00)
・森に 3日前に訪れたときは、バードリスニングで終わったが、今日は、キビタキの 立ち寄る先々で待ち伏せし、近づくのを待って撮影できた。
・昨年は、♀を含め、数羽確認できたが、今年は、現在のところ 1羽のみ。 キビタキ同士の追い翔けっこが見られるようになると、撮るのも忙しくなる。
・今日は、偶然にも エナガの給餌シーンが撮れた。
・公園の調節池は、コガモとオオバンが少々泳いでいただけで、冬カモの季節は終了した。
・本日の野鳥は、マガモ、カルガモ、コガモ、キジバト、オオバン、コゲラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、ムクドリ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、ホオジロ、コジュケイ (作成:2017年5月3日 23:00)
・初夏の陽気の中、印旛日本医大を起点に北印旛沼を経由し 安食まで歩いた。
・田んぼでは、サシバ♂Ad 1羽が見られたが、餌捕りの頻度は少なく、動きは活発でなかった。 飛翔は2~3回見ることが出来たが、すぐに小山の陰に隠れてしまい 撮れなかった。
・沼では、ヨシゴイやサンカノゴイを期待したが、未だ その時期ではなく、オオヨシキリだけが元気に囀っていた。 モモイロペリカンは健在。
・風に煽られ フワフワと飛んできたトビが、ラジコン飛行場に着陸したのは面白かった。
・本日の野鳥は、キジ、マガモ、カルガモ、コガモ、キジバト、カワウ、モモイロペリカン、アオサギ、オオバン、クサシギ、トビ、サシバ、モズ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ホオジロ (作成:2017年5月7日 15:00)
・3週間ぶりに市内の公園へ ツミの様子を見に行った。 到着すると、ひとりのご婦人が、木を見上げ、ツミを探しておられた。 「どうですか?」と尋ねると、「今日も居ないわ。 昨日も居なかったのよ。 どうしたのか、よくお見かけするカメラマンに聞こうと思っても、そのカメラマンも居ないのよ」と、ご婦人から がっかりするような答えが返ってきた。
・気配がないまま、暫く一緒に探したが、聞こえてくるのは、キジバト、ムクドリ、オナガの声のみ。 ご婦人が帰られたあと、ひとりで探していると、『いるじゃん!』。 薄暗い松葉の陰で見張りしている♂が見つかった。 暫くその♂に動きはなかったが、巣にキジバトが近づいたとき、スクランブル発進し、キジバトを追い払った。
・その後、ツミを見失ったが、再び発見したとき、ツミの足元に小鳥が横たわっていた。 今日の犠牲はシジュウカラだった。
・本日の野鳥は、キジバト、ツミ、シジュウカラ、ムクドリ、スズ (作成:2017年5月7日 23:00)
・今日は、逆順に駅近くの調節池からスタート。 交差点近くの調節池では、ダイサギとコガモが見られたが、最近都内から引っ越してきたという 散歩中のかなり高齢のご婦人は、その『白鷺』を見て 「自然が豊かなのですね」と、いたく感動されていた。
・噴水のある調節池では、ツバメが飛び交っていたが、自分のカメラではムリと諦め 次の正連寺調節池へ向かった。 現着して、すぐにタシギは見つかったが、クサシギとは出会えず。
・森では、先週はそこそこ視認できたキビタキ。 今日は、完全に嫌われた。 鳴き声は聴こえていても 視認できないまま時間ばかり経過。 通る人から「何が居るんですか?」と聞かれても、声がする方を指さし「キビタキ」と、鳥名とバードリスニングの楽しさを教えることしか出来なかった。
・本日の野鳥は、カルガモ、コガモ、キジバト、ダイサギ、バン、コチドリ、タシギ、コゲラ、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、エナガ、オオヨシキリ、ムクドリ、スズメ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ (作成:2017年5月10日 9:00)
・先日と同じコースで 調節池から森へと歩いた。 調節池のタシギは健在。 前回見られなかったクサシギも、遠くだったが飛んでいるところが見られた。
・調節池を後にして、森に向かって歩いていると、肉眼でもハッキリと分かるイソヒヨドリ♂が 電線にとまっているところが見えた。 空が青く、絶好のポジション。 しかし、三脚を伸ばしている間に、残念ながら飛び去られてしまった。 また戻ってくることを期待して、暫く待っていると、今度は♀が電線に飛来した。 抱卵か育雛を ♂と交代してきたと想像。 ♀は、虫を捕り、巣の方へ飛び去っては、再び飛来するなど、活発に動いていた。
・森ではキビタキ1羽が鳴いていた。 視認できたが撮れなかった。 今日もバードリスニングの世界だった。
・本日の野鳥は、カルガモ、コガモ、キジバト、カワウ、ダイサギ、バン、コチドリ、タシギ、クサシギ、コゲラ、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、エナガ、オオヨシキリ、ムクドリ、キビタキ、スズメ、カワラヒワ、ホオジロ (作成:2017年5月13日 11:00)
・少し早いかと思ったが、エアレースで騒がしくなる前にと 海岸へ出かけた。 護岸沿いを歩き始めてすぐに、護岸床に中型シギの群れを発見。 最初はオオソリハシシギの群れと思ったが、よく見ると、嘴が下側に湾曲しているチュウシャクシギだった。 その数、約100羽。 50羽ほどの群れが2集団、少し距離をおいて塊っていた。
・見ている間、2回ほど飛翔したが、その都度 2集団がくっついたり離れたりし、大迫力、見ごたえのある渡りのひとコマだった。
・本日の目的は、黒っぽいキアシシギを探すこと。 チュウシャクシギに分かれを告げ、先を急いだ。
・波消しブロックに、トウネン、ハマシギ、キョウジョシギなどが見られ、またキアシシギも見られたが、肝心の黒っぽいのは見つからない。 毎日散歩しているという近所の人から、「今朝見たけど、飛んでいったよ。」と、目撃談を聞いたが 複雑な心境。 長期戦の構えで辺りを探すことにした。 その後、カメラマンも3人ほど見えられ、少々黒っぽいキアシシギを追いかけたが、ビミョーなところで、フツーのキアシシギとした。
・本日の野鳥は、スズガモ、カワウ、オオバン、コチドリ、チュウシャクシギ、キアシシギ、イソシギ、キョウジョシギ、ミユビシギ、トウネン、ハマシギ、ツバメ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (作成:2017年5月16日 11:00)
・ 先日訪れた浦安の対岸に位置する習志野市の海岸を歩いた。
・ハマシギやトウネンは見られなかったが、イワツバメが飛び交い、夏羽の綺麗なカンムリカイツブリが見られた。 また、浦安では、100羽を越えるチュウシャクシギが見られたが、ここでは、1羽のみ。 ポツンと 波消しブロックに佇んでいた。
・トピックスは、ハヤブサが 採餌中のキョウジョシギに突っ込んだこと。 一瞬のことで撮れなかったが、生々しい光景を見ることができた。
・今日も、黒っぽいキアシシギを探すが、フツーのキアシシギのみ。 Cマンも2人来ていたが、揃って無言。 海を渡る風が冷たかった。
・本日の野鳥は、スズガモ、カンムリカイツブリ、カワウ、チュウシャクシギ、キアシシギ、イソシギ、キョウジョシギ、ハヤブサ、イワツバメ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ (作成:2017年5月17日 9:00)
・ 何か変わったものが居ないかなと思い、久しぶりに訪れた。 汽水池から探鳥を開始するが、キアシシギ、アオアシシギ、チュウシャクシギ、コチドリと普通種のみ。
・淡水池では、未だホシハジロの♂♀が見られた。 オオヨシキリも鳴いていたが、深追いせず。
・開門時間になったので渚橋に向かった。 西渚石積堤の先端に行くと、僅かながら、アジサシ、コアジサシが見られた。 コアジサシの餌渡しで 無視する♀に、シュンとする♂の表情が面白かった。
・本日の野鳥は、カルガモ、ホシハジロ、スズガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、チュウサギ、バン、オオバン、コチドリ、チュウシャクシギ、アオアシシギ、キアシシギ、キョウジョシギ、ウミネコ、コアジサシ、アジサシ、ツバメ、オオヨシキリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (作成:2017年5月21日 18:00)
・ フクロウ、アオバズク、トラフズクなどの雛便りが聞かれる今日この頃、一挙3種を期待して、埼玉の公園と茨城の神社を巡った。
・最初に出会ったのは、トラフズクの親兄弟。 ゲートボールを楽しむ歓声の中、トラフズク雛の元気な姿が見られた。 特に、一番子は、未だ 白い産毛が残ってはいるものの、羽角も見られ、オレンジ色の紅彩が光っていた。
・次に、隣県の神社へ行った。 入口で地元の人にフクロウの所在を尋ねると、ここ2、3日 見ていないという。 その代わり、アオバズクは健在とのこと。
・早速、境内の裏手へ行くと、地元の人が二人、樹を見上げていたので、アオバズクの所在はすぐに分かった。 アオバズクは親鳥が2羽 仲睦まじく寄り添っていた。
・フクロウが見られなかったので、3キロほど先の別の神社へ行こうかと思ったが、体が まだ暑さに慣れていないので 駅へ辿る道を選んだ。
・本日の野鳥は、キジ、キジバト、トビ、アオバズク、トラフズク、コゲラ、シジュウカラ、ツバメ、オオヨシキリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ (作成:2017年5月24日 15:00)
・ 堤防に上がると、数人の塊が数ケ所に分散しているのが見えた。 一番手前のグループは、ヨシゴイ狙い。 ヨシゴイは、かなり頻繁に飛び交い、その都度 シャッター音が鳴っていた。 ゆっくりと、ヨシゴイも撮りたかったが、一番遠くに見える最も人が多いグループへと急いだ。
・しかし、急ぐ必要はなかった。 今日は朝から出ていないという。 20人ばかりが居並ぶ砲筒の先は、昨日出現した田んぼの奥部を狙っていたが。
・カッコウが托卵先を求めて、広い農耕地を飛び回っていた。
・本日の野鳥は、キジ、キジバト、ヨシゴイ、チュウサギ、カッコウ、トビ、ヒバリ、ツバメ、オオヨシキリ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (作成:2017年5月30日 21:00)
・ 7年前の4月に葛西臨海公園で出会ったソリハシセイタカシギ(以下アボセット)は、東渚の800メートル先に2羽が見られたが、針の穴より小さかった。
・今回はハス田。 かれこれ3週間の長期滞在となっている。 駅から20分ほど歩いて田園地帯に出ると すぐに縦列駐車の車が見えた。 まだ居てくれたと、安堵しながら集団に近づいていくと、遠目にも白いアボセットが眼に入ってきた。
・アボセットは、セイタカシギの繁殖域に 40メートルから100メートルの範囲で行動し、採餌に余念がなかった。 この日は、羽ばたきや飛翔、セイタカシギとのバトルなどハデな動きはなく、平穏な風景の中にアボセットがいた。 また、近くでは、セイタカシギの営巣が複数見られ、小さな雛がチョコチョコと動いていた。
・本日の野鳥は、キジバト、ダイサギ、バン、セイタカシギ、ソリハシセイタカシギ、ヒバリ、ツバメ、オオヨシキリ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (作成:2017年5月31日 17:00)
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