流山の野鳥

フィールドノート 2017年9月


【1555】2017年9月3日(日) 葛西臨海公園

○ダイシャクシギ  or  ○ホウロクシギ
○ダイシャクシギ  or  ○ホウロクシギ

・最初に擬岩に立ち寄ると、さすがに日曜日、どの窓にもCマンが張り付いていた。 それゆえ、何事かと思ったが…、皆、カワセミに向かってシャッターを切っていた。
・汽水池を半周して観察センタ付近へ行くと、ムクドリの群れと出会った。 しかし、期待したコムクドリの姿は無かった。 淡水池では、カイツブリが営巣中。 遠くにカルガモが見られた。
・西渚へ向かう途中、西渚を遠望すると、人の塊が見えた。 何か珍しいものでも出ているのか! と逸る気持ちを抑え急いだが、シャッター音は聴こえてこない。 人垣は、探鳥会の集団で、皆 思い思いの方向へスコープを向けていた。
・東渚を遠望すると、遠くにダイシャク or ホウロク。 大気の揺らぎの中で、体下面の色あいまで確認できなかった。

・本日の野鳥は、カルガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、チュウシャクシギ、ダイシャクシギ or ホウロクシギ、アオアシシギ、キアシシギ、キョウジョシギ、ウミネコ、トビ、カワセミ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ (作成:2017年9月4日 23:00)


【1556】2017年9月4日(月)、【1557】9月5日(火) 野田市

◎ ホトトギス
◎ ホトトギス

・秋雨前線のため、天候がイマイチだったが、2日に渡ってツツドリのフィールドを訪れた。
・既に、ツツドリ、カッコウ、ホトトギスなどが、多くのブログで報告されている。  Cマンは10数名来ていたが、皆、ホトトギス狙いのようで、ああでもない、こうでもないと、ホトトギス談義に花が咲いていた。
<9月4日>曇りのち雨
・ツツドリ幼鳥が主体で、成鳥は、警戒心が強く、人が近づくと直ぐに飛び去った。 10時近くになって雨が降り始め、本日のBWを終了した。
<9月5日>曇り時々晴れ
・ツツドリ若鳥が主体だが、特筆すべきは、ヒヨドリ大で、下尾筒がほぼ無斑のホトトギスが撮れたこと。
(作成:2017年9月7日 8:00)


【1558】2017年9月10日(日) 晴れ 荒川河川敷(東京都)

※ キガタホウオウ (黄肩鳳凰)
※ キガタホウオウ (黄肩鳳凰)

・昨年の9月に、アフリカ産のキガタホウオウ(黄肩鳳凰)が見られるというので出掛けたが、草刈りの影響で 出会うこと 叶わなかった。
・今日は、昨年の場所より上流で 昨年見られていた個体と 同一個体と思われるキガタホウオウを見ることが出来た。 現着は10時、午前中はサッパリで、視認すら出来なかったが、14時40分になって、やっと シャッターを押すことができた。 出没の時刻や場所など行動パターンは、毎日異なるようである。
・本日の野鳥は、キジバト、モズ、ヒバリ、ツバメ、セッカ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、[331]キガタホウオウ
(作成:2017年9月10日23:40)


【1559】2017年9月13日(水) 晴れ 野田市

◎ ツツドリ (赤色型)
◎ ツツドリ (赤色型)

・青空が期待できるという予報だったので1週間ぶりに杜鵑類のフィールドへ行った。 フィールドは、桜の葉はかなり色づき、見通しが効くようになっていた。 今日は、ツツドリが活発で、アオムシや蛾の幼虫を捕まえては、常緑へと持ち帰っていた。 赤色型は、2羽同時に確認できた。 Cマンは、10人程度。
(作成:2017年9月14日 16:00)


【1560】2017年9月16日(土) 曇り 柏の葉公園

◎ キビタキ
◎ キビタキ

午前中は降らないだろうとの思いで、ほぼ一ケ月半ぶりに公園を歩いた。 狙いは、渡り途中のヒタキ類だったが、調節池でキビタキ♀、外周道路の電線上に1羽のコムクドリが見られたのみ。 期待した、ツツドリやエゾビタキ、コサメビタキなどとは出会えなかった。 暫くして調節池は、台風にそなえ閉鎖された。

・ムラサキシジミ、ナガサキアゲハ、コフキトンボなど、昆虫類を撮って終了。
・本日野鳥は、カルガモ、キジバト、カワセミ、シジュウカラ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ。 (作成:2017年9月17日 10:00)


【1561】2017年9月19日(火) 曇り 松戸市

◎ ツツドリ (赤色型)
◎ ツツドリ (赤色型)

何か変わったものが立ち寄っているかも、と思い、久しぶりに霊園を歩いた。 公園ではないので 小さめのカメラ持って なるべく屯さないよう散歩した。

・最初に見つかったのは、枯れ枝に止まるエゾビタキ。 フライングキャッチは、枝から下への「飛び降り」。 何度か、元の位置に戻ってきたが、遠くて逆光 撮影条件は悪かった。
・次にツツドリを発見した。 ツツドリは、1時間近く同じ所に留まり、時々 手近なところで毛虫を捕食していた。 違う場所では、赤色型も撮れた。
・薄暗い林の中では、キビタキらしき黄色い体が跳ねているのが見えたが、撮るまでには至らなかった。
・本日野鳥は、キジバト、ツツドリ、シジュウカラ、ヤマガラ、キビタキ、エゾビタキ。 (作成:2017年9月20日 15:00)


【1562】2017年9月22日(金)曇り、【1563】9月23日(土)曇り 柏の葉公園とその周辺

○ エゾビタキ
○ エゾビタキ

曇り空で、風があり、エゾビタキの餌となる虫が飛びそうになかったが、22日と23日の2日間、柏の葉公園とその周辺を歩いた。 22日は、柏の葉公園調節池でカワセミが見られたのみで、庭球場調節池、こんぶくろ池、キャンパスと巡ったが、鳥影薄く成果はなかった。

・23日も同じようなコースを歩いたが、状況は同じ。 公園からキャンパスを巡ったあと、再び公園へ戻ると、いつもお世話になっているKさんが、ミズキの木に向かってカメラを構えておられた。
・様子を聞くと、高いところにエゾビタキが飛来するという、 ならばと、一緒させていただが、ほぼ20分毎に飛来するエゾビタキは、近くの枯れ枝にとまったあと、すぐに葉影に消え、難易度は高かった。
・歩数は、22日が1万6千歩、23日が1万4千歩。 2日間の野鳥は、マガモ、カルガモ、コガモ、キジバト、トビ、カワセミ、コゲラ、モズ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、エゾビタキ、キビタキ(♀)、スズメ、ハクセキレイ、ホオジロ (作成:2017年9月24日 11:00)


【1564】2017年9月25日(月)晴れ 新川耕地

○ ケリ
○ ケリ

ここでは、冬の季節鳥のケリ。 ひょっとしての思いから、今朝は、ケリのフィールドから廻ることにした。 最寄の停留所でバスを降り、南下して、ケリのフィールドへ。

・到着して、土面が露出した田んぼを双眼鏡でサーチすると、早速 1羽のケリが見つかった。 距離約80メートル。 その場で1枚撮ったが、少し近づこうと 5メートルばかり動いたところで飛ばれてしまった。 フツーでも警戒心の強いケリ、到着したてはなおさら。 予感的中の嬉しさから、少し慎重さが欠けていた。
・ケリをロストした後、耕地を北上したが、モズが数を増やしていたことと、チュウサギの群れが見られた程度で、さしたる変化はなかった。
・本日の野鳥は、キジ、カルガモ、コガモ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、ケリ、モズ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、ホオジロ (作成:2017年9月26日 18:00)


【1565】2017年9月26日(火)晴れ 柏の葉公園

○ エゾビタキ
○ エゾビタキ

・「無風/晴れ = 虫が良く飛ぶ = フライングキャッチ」 との目論見で、公園に向かった。 毎年姿を現すミズキの木へ行くと、既に3人の方がカメラを構えておられた。 様子を聞くと「絶好調。 メジロも多いけどね。」とのこと。

・早速、戦列に加わり、ミズキを見上げていると、話のとおり、エゾビタキ、コサメビタキ、メジロ等が、近くの枯れ枝経由で葉影に飛び込む姿が見られた。 その数、エゾビタキ5~6羽に対して、コサメビタキが1羽といったところ。
・また、ミズキから少し離れた桜広場では、エゾビタキ、コサメビタキがフライングキャッチを繰り返していた。
、・本日の野鳥は、マガモ、カルガモ、キジバト、アオサギ、コゲラ、モズ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、エゾビタキ、コサメビタキ、キビタキ(♀)、スズメ、ハクセキレイ (作成:2017年9月27日 11:00)


【1566】2017年9月27日(水)曇り 東葛エリア

○ ノビタキ
○ ノビタキ

今年もコスモスが咲いた。 ノビタキの状況はどうかなと思っていたところ、 数羽が入ったとの報に接し、家を飛び出した。

・12時現着、曇り空で、南風が強い。 ノビタキの出現を心配しながらコスモス畑を進むと、遠くにカメアマンの横列が見え、ひと安心。 少し離れたところに三脚を設置したが、Cマンに動きは無く、時折カワラヒワが横切るのみ。
・1時間が経過した頃、少し離れた枯れ木にとまる小さな鳥影2羽が見えた。 ノビタキだった。
・本日の野鳥は、キジバト、モズ、ヒヨドリ、ムクドリ、ノビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ (作成:2017年9月28日 15:00)