流山の野鳥


野鳥ノート 32 カモメ科(3)

ハシブトアジサシ  オニアジサシ  コアジサシ  アメリカコアジサシ  アカアシアジサシ  アジサシ  キョクアジサ  クロハラアジサシ  ハジロクロハラアジサシ


303 ハシブトアジサシ △

・嘴太鯵刺 (英)Gull-billed Tern  (学)Gelochelidon nilotica 


304 オニアジサシ △

・鬼鯵刺 (英)Caspian Tern  (学)Sterna caspia

・嘴は太くて赤く、先が黒い。頭頂が平たく、後頭が刈り上げたようにボサボサしている。 旅鳥または冬鳥

・2007年4月14日 三番瀬
・2007年4月14日 三番瀬

・オニアジサシの位置を示す目印となったミヤコドリや杭。 お休みモードでは、赤い嘴は見えない。 平たい黒い頭でかろうじて識別。それも、しっかり見ないとユリカモメ夏羽と混同する。

・2007年4月14日 三番瀬
・2007年4月14日 三番瀬

・脇を貨物船が通る防波堤。波が打ち寄せる瞬間、赤い嘴を見せてくれた。

 

 

 

・2014年6月1日 葛西臨海公園東渚
・2014年6月1日 葛西臨海公園東渚

・舞浜側護岸近くを、三番瀬方向へと飛んだが、1時間後、元の位置にもどった。

 

 


・2014年6月1日 葛西臨海公園東渚 
・2014年6月1日 葛西臨海公園東渚 

 ・距離は、7年前とほぼ同じ。機材は全く変わっていない。今回は、干潟の揺らぎが影響し、合焦しなかった。 

・2016年9月12日 葛西臨海公園東渚
・2016年9月12日 葛西臨海公園東渚

 

 

・2016年9月12日 葛西臨海公園東渚
・2016年9月12日 葛西臨海公園東渚

 

 



307 コアジサシ ◎☆

・小鯵刺 (英)Little Tern  (学) Sterna albifrons

・アジサシより小さい小型のアジサシ。 嘴が黄色く先端が黒い。

・夏鳥として渡来。 2020年には、柏の葉公園やその周辺の調整池で数羽の採餌行動が観察できた。

コアジサシ 2021年6月27日 ・第2調整池
コアジサシ 2021年6月27日 ・第2調整池

コアジサシ 2021年6月16日 正連寺西調整池
コアジサシ 2021年6月16日 正連寺西調整池
コアジサシ 2021年6月16日 正連寺西調整池
コアジサシ 2021年6月16日 正連寺西調整池
コアジサシ 2021年6月16日 正連寺西調整池
コアジサシ 2021年6月16日 正連寺西調整池

コアジサシ 2021年6月13日 ・新川耕地 工事現場の水溜まりで
コアジサシ 2021年6月13日 ・新川耕地 工事現場の水溜まりで
コアジサシ 2021年5月18日 第2調整池
コアジサシ 2021年5月18日 第2調整池

コアジサシ(親子) 2020年6月29日 ・新川耕地
コアジサシ(親子) 2020年6月29日 ・新川耕地
コアジサシ 2020年6月29日 ・新川耕地
コアジサシ 2020年6月29日 ・新川耕地
コアジサシ 2020年6月18日
コアジサシ 2020年6月18日

コアジサシ 2020年6月16日
コアジサシ 2020年6月16日
コアジサシ 2020年6月14日
コアジサシ 2020年6月14日
コアジサシ 2020年6月14日 ・本日の飛翔は1羽。
コアジサシ 2020年6月14日 ・本日の飛翔は1羽。

コアジサシ 2020年6月4日 ・ホバリングから垂直にダイブ
コアジサシ 2020年6月4日 ・ホバリングから垂直にダイブ
コアジサシ 2020年6月4日
コアジサシ 2020年6月4日

コアジサシ 2020年6月4日
コアジサシ 2020年6月4日
コアジサシ 2020年6月4日
コアジサシ 2020年6月4日

コアジサシ 2020日6月4日
コアジサシ 2020日6月4日
コアジサシ 2020年6月4日
コアジサシ 2020年6月4日

コアジサシ 2020年5月30日
コアジサシ 2020年5月30日
コアジサシ 2020年5月30日
コアジサシ 2020年5月30日
コアジサシ 2020年5月30日
コアジサシ 2020年5月30日

コアジサシ 2020年5月25日
コアジサシ 2020年5月25日
コアジサシ 2020年5月25日
コアジサシ 2020年5月25日

・2017年5月20日 葛西臨海公園 無視された
・2017年5月20日 葛西臨海公園 無視された
・2017年5月20日 葛西臨海公園 アジサシよりかなり小さい
・2017年5月20日 葛西臨海公園 アジサシよりかなり小さい
2012年6月26日 葛西臨海公園 給餌競争
2012年6月26日 葛西臨海公園 給餌競争


・2012年6月26日 葛西臨海公園 雛
・2012年6月26日 葛西臨海公園 雛
・2012年6月26日 葛西臨海公園
・2012年6月26日 葛西臨海公園
・2007年7月29日 三番瀬  幼鳥
・2007年7月29日 三番瀬  幼鳥


--- アメリカコアジサシ ※

・アメリカ小鯵刺 (英Least Tern  (学) Sterna antillarum


314-1 アカアシアジサシ ※

・赤足鯵刺 (英)Common Tern (学)Sterna hirundo minussensis

・足が顕著に赤く、嘴も赤いが、先が黒い。 稀な旅鳥。 

・2013年7月26日 三番瀬



314-2 アジサシ ◎

・鯵刺 (英)Common Tern (学)Sterna hirundo

・ 夏羽では、頭上は目の線まで黒く、顔は白い。 嘴は黒く、足は、わずかに赤みのある黒色。 冬羽では額が白っぽくなる。 旅鳥。

・2017年5月20日 葛西臨海公園
・2017年5月20日 葛西臨海公園
・2009年4月30日 三番瀬 赤足タイプ。 
・2009年4月30日 三番瀬 赤足タイプ。 
・2007年8月11日  三番瀬   頭が赤茶っぽい。
・2007年8月11日  三番瀬   頭が赤茶っぽい。


315 キョクアジサシ X

・極鯵刺 (英)Arctic Tern (学)Sterna paradisaea

・ ユーラシア北部、北アメリカ北部、グリーンランドなどで繁殖し、冬は南極圏まで渡り、日本には、ごくまれにしか飛来しない。 2010年7月湘南海岸に飛来し、中継休息のため暫し滞在した。

・2010年7月24日 湘南海岸
・2010年7月24日 湘南海岸

・キョクアジサシは、嘴や脚が短い。ベニアジサシの嘴は細くて長い。
・キョクアジサシは、静止時、尾端が翼端より突出している。アカアシアジサシは突出しない。

・2010年7月24日 湘南海岸
・2010年7月24日 湘南海岸

 ・岩礁から飛び立ち、低空を周回飛行後、ホバリング、海中へのダイビング。そして、採餌後は、テトラポッドで休息するという、渡りの途中のゆったりとしたひと時、そんな出会いだった。 




316 クロハラアジサシ ○

・黒腹鯵刺 (英)Whiskered Tern (学)Chlidonias hybrida


317 ハジロクロハラアジサシ ○

・羽白黒腹鯵刺 (英)White-winged Tern (学)Chlidonias leucopterus

・夏羽では頭から腹部にかけて黒いが、冬羽では後頭部に黒褐色斑があり、上面灰色で下面は白い。
・幼鳥は冬羽に似るが、背は濃褐色で、頭部や翼に褐色味がある。

・旅鳥として渡来するが、個体数は少ない。
・本種によく似た極めて稀な旅鳥ハシグロクロハラアジサシは、腰が灰色で、足が黒く、嘴がより細く尖がっている。 また、翼下面は、一様に白い。  

・2013年8月23日 三番瀬
・2013年8月23日 三番瀬
・2013年8月23日 三番瀬  ・1ケ月前よりもヘッドホンの巾が太くなっている。また、風切りが黒くなり、成長した感じが窺える。
・2013年8月23日 三番瀬  ・1ケ月前よりもヘッドホンの巾が太くなっている。また、風切りが黒くなり、成長した感じが窺える。
・2007年7月29日 三番瀬  ・眼の後方の黒斑が、眼の位置より下方にまで及んでいる。これは、ハジロクロハラアジサシ(冬羽・幼鳥)の特徴。 ・クロハラアジサシ(冬羽・幼鳥)やコアジサシ(冬羽・幼鳥)は、眼と同等の高さにあり、下には出ない。
・2007年7月29日 三番瀬  ・眼の後方の黒斑が、眼の位置より下方にまで及んでいる。これは、ハジロクロハラアジサシ(冬羽・幼鳥)の特徴。 ・クロハラアジサシ(冬羽・幼鳥)やコアジサシ(冬羽・幼鳥)は、眼と同等の高さにあり、下には出ない。

・2007年7月29日 三番瀬 ハジロクロハラアジサシ(冬羽)   ・コアジサシ(左)(L26cm)より若干大きいが、アジサシ(L35cm)ほどではない。
・2007年7月29日 三番瀬 ハジロクロハラアジサシ(冬羽)   ・コアジサシ(左)(L26cm)より若干大きいが、アジサシ(L35cm)ほどではない。
・2007年7月29日 三番瀬 ハジロクロハラアジサシ(冬羽)    ・嘴がやや太く見える。アジサシやコアジサシと明らかに異なる。また、ハシグロクロハラアジサシの嘴とも異なる。
・2007年7月29日 三番瀬 ハジロクロハラアジサシ(冬羽)   ・嘴がやや太く見える。アジサシやコアジサシと明らかに異なる。また、ハシグロクロハラアジサシの嘴とも異なる。